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自分でやってみる(中級)

抽出レシピの詰め方
味は「4つの数字」で動かせる

読む目安 6分 ・ 抽出

「今日はなんだか薄い」「昨日より苦い」——同じ豆なのに味がブレるのは、感覚で淹れているからです。コーヒーの味は、たった4つの数字で決まります。それを1つずつ動かせば、味は狙って寄せられる。これが「レシピを詰める」ということです。

挽き目・比率・湯温・時間。4つの数字で味は動く

レシピ=この4つの数字

難しく考える必要はありません。味を動かすレバーは、実質この4つだけです。

覚えるのは4つだけ

まずは「基準」を決める

詰めるには、比べる相手(基準)が要ります。最初は迷わずこれで淹れてください。豆15g・お湯225g(1:15)・湯温92℃・中細挽き・2分半。ここを出発点にすると、次に何を変えたかがはっきりします。

鉄則:一度に1つだけ変える

これがいちばん大事です。挽き目と湯温を同時に変えると、どっちが効いたのか永遠に分かりません。面倒でも1つずつ。3回も試せば、自分の好みの方向が見えてきます。

味の困りごと → 直し方

こう感じたらたぶん原因こう変える
薄い・water っぽい成分が出きっていない挽き目を少し細かく/豆を増やす/湯温を高め(94〜96℃)に
濃すぎる・重い出しすぎ挽き目を粗く/お湯を増やす/時間を短く
苦い・えぐい出しすぎ+温度が高い湯温を88〜90℃へ下げる/挽き目を粗く
酸っぱい・青くさい出し足りない湯温を94〜96℃へ上げる/挽き目を細かく/時間を伸ばす
味がぼやけるお湯の注ぎムラ蒸らし30秒/中心から円を描いて細く注ぐ

→ 淹れ方の基本は 家で美味しく淹れる3つのコツ をどうぞ。

詰めていく手順

  1. 基準で1杯淹れる。数字を全部メモして、味の感想も残す(酸味・苦味・甘み・コクを5段階で)。
  2. 1つだけ変えて、もう1杯。たとえば挽き目だけ少し細かく。他は完全に同じにする。
  3. 比べる。「どっちが好きか」だけで十分。良かった方を新しい基準にする。
  4. 繰り返す。3〜5回も回せば、自分の好みの数字が固まってくる。
  5. ベストを保存する。これがあなたのレシピ。次からはこの数字を再現するだけ。

豆が変われば、レシピも変わる

浅煎りは成分が出にくいので高め・細かめ・長め。深煎りは出やすいので低め・粗め・短めが基本です。新しい豆を買ったら、また基準から詰め直す——その手間こそが、いちばん楽しい部分でもあります。

レシピは、覚えるものじゃなく「残す」もの。

二ハゼなら挽き目・湯温・比率・時間・味の5段階評価をまとめて記録。気に入った1杯はレシピを複製してワンタップ再現できます。無料のコーヒー記録アプリ。

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まとめ

味を動かすレバーは挽き目・比率・湯温・時間の4つだけ。基準(1:15・92℃・中細挽き・2分半)から始めて、一度に1つずつ変えて比べる。良かった数字を残していけば、それがあなただけのレシピになります。

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