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淹れ方をきわめる

ハンドドリップの淹れ方
手順とコツの完全ガイド

読む目安 8分 ・ 抽出

喫茶店のあの一杯を、家で。ハンドドリップは、道具も手順もシンプルなのに、コツを押さえるだけで驚くほど味が変わります。ここでは道具の選び方から、分量・お湯の注ぎ方・時間まで、初心者の方が今日から淹れられるように、一から順を追って解説します。

蒸らして、3回に分けて注ぐ。これが基本

用意するもの

ハンドドリップの4点セット

ミルもあれば理想的。豆は淹れる直前に挽くと香りが段違いです。挽き目は中細挽き(ザラメより少し細かい)。

黄金比を覚える:豆1 : お湯15

最初に決めるのは分量です。基準は豆1に対してお湯15。豆を量るのが面倒でも、ここだけは量ってください。味の安定度がまるで変わります。

杯数豆の量お湯の量できあがり(目安)
1杯15g225g約200ml
2杯24g360g約320ml
濃いめが好き16〜18g225g同じ湯量で豆を増やす

淹れる手順(3投式)

  1. 準備:ペーパーをドリッパーにセットし、お湯で一度湿らせる(紙のにおいを取り、サーバーも温まる)。お湯は捨てる。挽いた粉を入れ、表面を平らに。
  2. 1投目=蒸らし:粉全体が湿る程度(豆の約2倍=30gほど)のお湯を、中心からそっと注ぐ。30秒待つ。粉がぷくっと膨らめば新鮮な証拠。
  3. 2投目:中心から外へ「の」の字を描くように、ゆっくり注ぐ。全体の半分くらいまで(合計120g目安)。粉を混ぜないよう、お湯だけを重ねる意識で。
  4. 3投目:残りを2〜3回に分けて注ぎ、目標の湯量(225g)まで。お湯が落ちきる前に次を注ぐと、味が均一に。
  5. 落としきる:お湯が全部落ちたらドリッパーを外す。抽出の合計は2分半〜3分が目安。

→ 味を自分好みに詰める方法は 抽出レシピの詰め方 をどうぞ。

お湯の温度は90〜93℃

沸騰したての熱湯は苦味・雑味が出やすくなります。SCAの目安は90〜96℃(狙うなら93℃前後)沸騰したら火を止めて少し待つだけで、この範囲に収まります。浅煎りは高め、深煎りは低めが目安です。

よくある失敗と直し方

こうなったら原因次はこうする
薄い・水っぽいお湯を一気に注ぎすぎ/挽きが粗い3投に分ける/挽き目を少し細かく
苦い・重いお湯が熱い/時間がかかりすぎ湯温を下げる/挽き目を粗く
味がぼやける蒸らし不足/注ぎムラ蒸らし30秒/中心から細く注ぐ
うまく淹れられた数字を、残しておく。

二ハゼに豆量・湯量・湯温・時間と味の感想を記録すると、次も同じ一杯を再現できます。気に入ったレシピは複製してワンタップ再現。無料のコーヒー記録アプリ。

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まとめ

ハンドドリップは豆1:湯15・湯温90〜96℃(目安93℃)・蒸らし30秒・3投で2分半〜3分が基本形。まずはこの通りに淹れて、そこから好みへ寄せていきましょう。うまくいった数字を残すことが、再現と上達の近道です。

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